簡単導入SNS集客にはやっぱりツイッター?
twitterが凍結されてしまった・・・
という訳で、SNS集客のスタンダードの一つ、「twitter(ツイッター)」について書いてみようと思います。
Chapter 1. WEB集客の3本の矢
アベノミクス「3本の矢」に当てはめて、WEB集客のキモを3つあげます。
- SEO
- 広告
- SNS
はい、以上です。
ソーシャルの時代だ、口コミの時代だ、個人の時代だ、色々評価の声が上がってます。
SNSを通じて繋がりを深めることで顧客と有効な関係を気づいていこう(いける)という考え方です。
顧客心理としては、誰だかわらない人から物(あるいはサービス)を買うよりも、勝手知ったる信頼出来る人からものを買いたいと思うのは道理ですよね。
SNSを企業・お店が活用するという流れは、顧客心理を理解する中で自然な流れなのです。
Chapter 2. 導入が容易な「twitter(ツイッター)」
twitterはミニブログと呼ばれ140文字で情報を発信します。
発信した情報はタイムラインと呼ばれる場所に新しい発信(つぶやき)から、どんどん更新されていきます。
文字だけではなく、画像や動画なども発信できるので、ミニブログと言われる割りには多彩な表現が可能になっているのも特徴です。
導入も至って簡単で、メールアドレスだけで簡単に登録が可能ですし、複数のアカウントを運用することも容易です。(※複数のメールアドレスが必要ですが
ただ、その手軽さ故に所謂「業者」と言われるようなスパムアカウントも多く、一般のtwitter利用者はこういった「業者っぽいアカウント」はフォローしないばかりか「業者っぽいアカウント」を華麗にスルーするスキルも相当高くなってきている為、ビジネスにtwitterを活用することが昔に比べて難しくなって来ているのも事実です。
Chapter 3. twitterはコミュニケーションツール
twitterの面白い機能の一つが「RT(リツイート)」と呼ばれる機能です。
フォロワーにRTされたツイートがさらにそのフォロワーのフォロワーにRTされてそのツイートが・・・というようにねずみ算的にツイートが拡散していく、こういった爆発的なクチコミ効果を期待できるのがこの機能です。
さて、twitterってどういったツール?という問に対して「コミュニケーションツールです(キリッ)」と答える人がいますが、僕はちょっとこの考えに懐疑的です。
というか、コミュニケーションが大事だってのはその通りだと思うんですが、僕自身この説明を受けてtwitterを使ってみた感想が、説明がちょっと漠然とし過ぎかなぁというもの。
確かにスパム的な情報はtwitterユーザーは求めていませんが、だからといって見込み客を誘導できないtwitterの利用方法は企業・お店側に価値を見出すことができないのではないでしょうか?
つまり企業・お店側は見込み客が欲しいのに対し、営業色丸出しの情報発信ではユーザーにリーチできない、このジレンマがtwitterのビジネス利用を難しい物にしているのだと思います。
僕の経験からtwitterの更新をやめてしまわれた企業・お店さんはやはりこのジレンマに陥っているケースが多く、たとえ営業色を無くした情報発信をしていたとしても今度は見込み客を取り込むことが難しくなり更新を止めてしまったというケースも有ります。
ことマーケティングにおいては、コミュニケーションとは顧客にお知らせやセールスといった情報発信をするものと捉えられがちですが、その意味でtwitterは向いていないということなのでしょう。
ではtwitterは利用する価値がないのでしょうか?
いいえ、なぜなら
twitterはズバリ「ネタの爆裂拡散ツール」だからです。
ビジネスでtwitterを活用する場合の目的は、ズバリこれに尽きるのだと思います。
WEB集客において、SEOやリスティング広告など”知ってもらう為”の施策がどれだけ大変でお金がかかることか、そしてただ”知ってもらう”事がどれだけ意味がある事かは、そこに大量のリソース(ヒト、モノ、カネ)を投入している企業がいることから明白ですよね。
このマスマーケティング的な広告手法は第一義的意味合いとして「知ってもらうこと(見てもらうこと)」を重要な目的としています。
では、この第一目的をtwitterで達成する事はできないか?と考えた時、どうでしょう?
twitterのRT(リツイート)機能はこの第一目的を達成する手段として十分な力を持っているのではないか、そう考えることはできないでしょうか?
そう考えると、twitterのビジネス利用が企業・お店とtwitterユーザーの間での強力なコミュニケーションツールに成り得る十分な理由付けになるのではないかと思います。
Chapter 4. twitterの利用時の悪夢「アカウント凍結」
さて、twitterの利用にあたっては、自分のつぶやきをフォローしてくれるフォロワーも大事な要素になって来ます。
フォロワーが全くいない状態でどれだけ情報発信をしても効果はほぼゼロですから、はじめはこちらから積極的にフォローをしていく事になるからです。
ただ、このフォロー・・・意外とつまずきやすいところなんです。
フォローする行為自体は「フォローする」ボタンをクリックするだけでフォローができるので簡単なんですが、この簡単さが逆に仇となって手痛いしっぺ返しを喰らうことも少なくありません。
というのもtwitterの運営側は年々規制を強化していっていて、この規制に違反しているであろうアカウントは容赦なく凍結、つまり使えなくしていっているのです。
具体的には一度に沢山のユーザーをフォローもしくはアンフォローしてしまうと、この規制に引っかかって凍結されてしまいます。
厄介なのが、「一度に沢山のユーザーをフォロー/アンフォローする行為」というように、twitter凍結のルールについて曖昧に表現されていて、具体的に1分間に10フォローはダメだけど9フォローまでならOKというようなわかりやすいルールが無いということ。
アカウント凍結されてしまうと、twitterが使えなくなってしまうので非常にまずい状態です。
つぶやきも、フォローもアンフォローも何にもできなくなります。
では、アカウント凍結リスクを抑えてフォロー&アンフォローする目安みたいなものはないのか?
twitter利用者の経験則から以下のようなボーダーラインを守れば凍結リスクを低く抑えられるようです。
- フォロワー数0~1000人:一日最大30フォロー&アンフォローまで
- フォロワー数1000~2000人:一日最大100フォロー&アンフォローまで
- フォロワー数2000人以上:一日最大200フォロー&アンフォローまで
フォロー&アンフォローの間隔は出来るだけ開けたほうがよく、50位上のフォロー&アンフォローは1時間以上開けたほうが良いとも言われています。
また、フォロー数とフォロワー数のバランスにも気をつけたほうが良いようです。
- フォロワー数100人以下の場合:フォロー数はフォロワー数の10倍以下
- フォロワー数100~500人以下の場合:フォロー数はフォロワー数の3倍以下
- フォロワー数500~1819人以下の場合:フォロー数はフォロワー数の2倍以下
- フォロワー数1819人以上の場合:フォロー数はフォロワー数の1.1倍以下
このルールを守っていれば、アカウント凍結のリスクは相当に抑えることが可能です。
と言いつつ、僕はすっかりこのルールを忘れててアカウント凍結されちゃったわけですけども・・・テヘ
この人面白いなぁなどと欲張ってフォローしまくっていると痛い目にあいますね。
ただ、一度目の凍結だけなら簡単なフォームで凍結解除を申請することで回復が可能です。
そして、二度目の凍結もtwitter運営側に凍結解除のメールを送ることで解除してもらうことができます。
三度目以降は・・・まぁ仏の顔も三度まで、ということでしょう。
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