「何・・・だと・・・?」配送先が離島だった時の対処法
とりあえず朝一の新規受注の処理を終え一息つこうと思ったところ、出荷場のスタッフからこんな相談があった。
「e飛伝で離島って出たんですけど、これ中継料入ってます?」
「な・・・まさか・・・」
変な汗が出た。
お届け先が離島かどうかは新規受注を処理する段階でチェックをしたが、漏れてしまったようだ。
いや、まぁ注文件数多かったし。
それに、長年やってて経験で離島かどうか分かるつっても人間だしミスはあるでしょ。
それになんか今日スゲー調子悪いし。
鼻出るし、目かゆいし、たぶん猛烈な花粉症だわ。
ていうかちょっと熱っぽい気がするし。これ風邪でしょ。
いくら俺が常人ならざる鉄人つっても、こりゃ無理っしょー。
いやもう本当「猿も木から落ちる」つーか「弘法にも筆の誤り」つーか「河童の川流れ」つーか・・・etc
必死になって心の中で自己弁護を繰り返しながら、ミスを挽回しようと思い、こう答えた。
「お買い上げ金額は、いくらかな?」
「2,000円です」
しかもご注文品はメーカー取り寄せ品。注文キャンセルを受けてしまうと不良在庫になってしまう。
「・・・離島料金はいくらでしょう?」
「1,000円位だったと思います、正確な金額は忘れました」
くっ、真っ赤じゃないか。
お買い上げ金額がデカければ、何とかなるかと思ったが。ちっ
よし。こうなったらあの手しかない!
お客様にご連絡申し上げよう。orz(スミマセンデシタ)
出荷までにだいぶ時間もかかっているし今更感がハンパないが、致し方ない。
かくかくしかじか、お客様にご説明申し上げるも。烈火のごとく怒れるお客様。
後後になって「追加の配送料が掛かる」と言われたら、そりゃぁ怒るわな。分っちゃぁいるけど・・・でも。
こちらの都合、受け入れて下さぁぁぁぁぁぁい。orz
平身低頭、謝り倒して何とか離島料金の了承をしていただいたが、後日レビューを見ると星1つのお怒りレビューが。
以上は例えですが、このような経験や不安、もしかしたらありませんか?
お届け先が離島かどうかのチェックは出来るだけ早い段階で確認しご連絡を差し上げる事が大事です。
しかし、システムによっては離島かどうかの判別を注文段階でしてくれないこともあり、そうなると実際は新規でご注文を処理する段階で店舗側が随時チェックをしなければなりません。
受注件数が多くて対応できなかったり、お届け先住所の記載が独特で判別しにくかったり、例のように人的ミスが生じたり。
勉強代としてその時だけ、何事もなかったかのように中継料金を負担するというのを店舗運営方針とするならそれはそれで何も言いません。
しかし、そうすると
そのお客様には「中継料が掛からなかった」事の印象が残り、あらぬ誤解を招く恐れがあります。
スタッフからは「中継料金がかかる旨のホウレンソウを行ったのにスルーされた」と悪い印象が残るでしょう。
もしかしたら今後スタッフはホウレンソウをしてくれなくなるかもしれません。
いずれにしても「百害あって一利なし」の離島チェックは新規受注処理の段階で確実に行っておきたいものです。
もしあなたが楽天市場に出展されているのなら、↓下記のツールが役に立つと思います。
ボタン一つで新規注文の配送先チェックができるツールです。